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次々に発生する仮想通貨の流出事件・仮想通貨の信用性が疑問視されている

記事引用(朝日新聞デジタル)
イタリアの仮想通貨交換業者「ビットグレイル」は14日までに、「Nano(ナノ)」と呼ばれる仮想通貨が流出したとする声明を発表した。米紙ウォールストリート・ジャーナルが先週報じたところでは、流出した金額は約1億7千万ドル(約180億円)相当になるという。
声明では、内部調査で不正な取引が分かったと説明しているが、具体的な経緯などは明らかにしていない。警察にはすでに届け出たとしている。経営者とみられる人物はツイッターで、「顧客に全額を返金することはできない」と投稿した。
ただ、ネット上では仮想通貨が本当に流出したのか、懐疑的な見方も出ている。


いよいよ仮想通貨の怪しさが爆発しています。
仮想通貨に関する信用性が最近疑問視されてきています。
各国中央銀行などが、仮想通貨には何の裏付けも無いと警鐘を鳴らしています。

今回の事件に関しては、内部犯行説又は盗まれた事実の真否についての疑問説など様々な波紋を広げています。
要するに、仮想通貨自体の存在のあやうさと、運営会社の怪しさが相まって、一気に様々な問題が噴出するので無いかと思います。
なんと言っても、もともと仮想通貨は、一定の計算式で出力された数字データでしか無く、金や銀、ドルなどで裏打ちされた信用性はありません。
もちろん、その価値を担保する何者も無いのです。
つまり仮想通貨には信用性や担保性が元々無いのです。

では、なぜ投資としてもてはやされていたのでしょうか?
それは、単なる目新しさと、ビットコインを代表とする初期開発の仮想通貨が右肩上がりに値上がりを続けていた実態があったためです。
しかし、先般日本で発生したコインチェック社からの580億円分の仮想通貨NEMの流出を受けて、仮想通貨の信用性や保管の確実性に強い疑問が持たれています。

仮想通貨を、外国為替の代わりにお手軽に交換出来る代換え通貨として使われることが想定されていましたが、今では投機以外の目的では保有されなくなっています。
つまり、外国などとの支払い通貨として仮想通貨が登場したのですが、結局価格の不安定性と手数料が高額になってきたことから、敬遠されています。

結局、投資目的で保有する人が多いのですが、最近の流出事件などを見ると、安全性は全く保証出来ない通貨だと思われています。
仮想通貨は、いずれ崩壊するとみています。
また、仮想通貨での支払いが始まっていますが、広がらないのではと思っています。
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仮想通貨保管に潜む危険性

仮想通貨の危険性について解説します。

先般来、コインチェック社から500億円相当以上の仮想通貨「NEM」が流出した事件が話題となっています。

BIG LOBEニュースからの引用(2/8)
仮想通貨取引所大手「コインチェック」(東京都渋谷区)から約580億円相当の仮想通貨「NEMネム」が流出した事件で、資金流出先の複数のアドレス(口座)から、匿名化ソフトを使って利用者の情報を秘匿する「ダークウェブ(闇サイト)」と呼ばれるサイトの接続先を記したメッセージが20か所以上のアドレスに送られたことが7日、わかった。
匿名性の高いサイトで他の仮想通貨との交換を画策している可能性がある。
<引用終わり>

事件発生後、取引所自体も取引を停止しており、ユーザーの方々は不安なことと思います。
まだ事件の全容が明らかになっていませんが、コインチェック社のウォレット管理体制に問題があったようです。

この記事の中にいくつか専門用語が登場していますので、解説します。
「匿名化ソフト」とは、通常インターネットに接続している端末やサーバーは、固有のIPアドレス又は同一アドレスの中に埋め込まれた固有情報などで識別されてインターネット上を迷子になることなく通信を行っています。
この固有のIPアドレスやアドレスに埋め込まれた固有情報などを、全て仮想の情報に置き換えて通信を行うソフトがあります。
有名処では「TOR(トーア)」と呼ばれる通信ソフトなどがそうです。
しかも、TORを導入しているユーザーやサーバーがTOR独自の通信ネットワークを構築しているため、その通信経路も外部から見えにくい状態になっています。
今回の「匿名化ソフト」は、たぶんこのTORを使ったものと思われます。

次に、「ダークウェブ(闇サイト)」とはなにかということを解説します。
インターネット上に多数存在するサーバーや通信経路のノードなどは、基本的には情報が管理されており、どこのサーバーはどういうIPアドレスで所在地はどこで、誰が管理しているかというような情報が公開されています。
しかし、このような情報を一切公開しておらず、またネットワーク探索用のPING(潜水艦の使うソナーのようなもの)にも反応しないサーバーがあるのです。
このサーバーは、通常の通信には全く反応しないため、その存在を知ることは出来ないのですが、匿名化ソフトを使い、更に秘密のアドレス宛に通信した場合にのみ反応するというものなのです。
このような、闇サイトというのが多数あり、表に出ていない世界という意味で「地下サイト」とも呼ばれています。

この地下サイトを使うのは、当然何らかの闇の商売をやっていたり、表の世界では到底許されないような映像や画像がやり取りされていたりするのです。

今回の事件でも、そういった闇サイトにおいて流出した汚れたNEMのデータを他の汚れていない仮想通貨と交換し、盗まれた仮想通貨の洗濯を行うのです。
このような通貨の洗濯を、マネーロンダリングと呼んでいます。

マネーロンダリングを行って、更に善意を装う第3者に転売して、最終的に司法の手の届かないところに置こうと画策しているようです。
実際に、このあとの経過がどうなるのか分かりませんが、捜査機関は必死に盗まれたNEMの行方を追っているでしょう。
しかし、闇のサーバーに保管されている場合には、その所在地を厳密に特定するのは時間が掛かるため、犯人と捜査機関の競争となっていると思います。


本題に戻ります。

通常、仮想通貨本体を保管する場所としてウォレットを用意して、そこに仮想通貨のデータを保管し、何重かのセキュリティを掛けて、更にインターネットとは切り離しておくのが普通の管理方法です。

コインチェック社では、顧客から預かっている仮想通貨のデータを、外部インターネットに接続している場所に保管していたのが第1の問題点と指摘されています。
つまり、外部にいる悪意を持った者に対して、どうぞ攻撃して下さい、と金庫を店頭で公開しているような状態だったのです。
これでは、悪意を持った人間は、あらゆる手段を使って金庫を開けようとするのは当然です。

いくらセキュリティ・ソフトやファイアー・ウォールを建てたところで、その抜け穴を狙ってくるのですから、絶対に守り切れるはずがありません。
ありとあらゆる手段で、壁をすり抜けて侵入してきて、金庫の中身をゴッソリと盗んでいきます。

教訓
1. 仮想通貨取引所、交換所が言うことを絶対に信用しない。
2. 仮想通貨は出来れば取引所や交換所に預けない。
3. 自分で絶対に安全と思われる隠し場所にウォレットを作り、そこに仮想通貨を保管する。
4. 仮想通貨の保管場所は、インターネットや他のネットワークから切り離したスタンドアローン状態にする。




Bitcoin ビットコインとは④ ウォレットとはなにか?

ウォレットとは何でしょうか?
単語としては、お財布を意味しますが、ビットコインなど仮想通貨でのウォレットとは、仮想通貨自体のデータを管理する場所を意味します。
仮想通貨の実体は、データであることはすでに申し上げているところですが、そのデータをどこに保管するのか、というのが問題なのです。
最近も、仮想通貨の取引所からデータが大量に盗まれた事件がありました。
あの事件は、インターネットに接続された環境にウォレットを置き、そこに大事な仮想通貨のデータを保管していたことから金庫を破られて通貨が盗まれたのです。

では、どのような場所に通貨を保管すれば良いのでしょうか?
しっかりした取引所なら、インターネットとは切り離された、独立した電子空間に仮想通貨を保管し、何重もの暗号化などで厳重なセキュリティを掛けます。
しかし、先の事件を見ると、大手の取引会社でも実は管理がずさんだと言うことが分かります。
その背景には、ビットコインを初めとする仮想通貨は、原理さえ分かれば同じような仮想通貨をいくつも作ることが可能なのです。
そのために、新規参入が続いており、その新参会社は実はほとんどネット上のセキュリティの知識も無く、経営に参加している場合が多いのです。

もし貴方が仮想通貨を買うつもりなら、基本的に取引所などの言うことは安易に信用しない方が良いです。
特に、新規に設立された会社は、絶対に信用しないことです。

じゃあ、ウォレットはどこに作って、仮想通貨はどうやって保管すれば良いのでしょうか?
一番良いのは、自分の手元に置くことです。
ウォレットを自分の完全にインターネットから切り離された、独立したクリーンなパソコンにウォレットを作り、そこに仮想通貨を保管するのが一番安全だと思います。

ウォレットは、いわゆる口座なのです。
ビットコインを構成しているプログラムは全て公開されていますので、自分のパソコンにウォレットを作り、そこにビットコインを納めて、その上でパソコンをインターネットから切り離して管理するのです。

口座番号にあたるものはビットコインアドレスと呼ばれますが、これも自分で自由に設定することができます。
口座を特定するための桁数は27~34ありますので、他の人と重複することは少ないでしょう。

では、どうやってウォレットを作るのでしょうか?
それには、ビットコインのプログラムが公開されているサイトから、簡易版のウォレットプログラムをダウンロードするのです。
マイニング(採掘)を行う場合以外は、完全版のプログラムは必要ありません。簡易版で十分です。
現在では、個人の資力やパソコン能力ではマイニイングで勝利を収めることはほぼ不可能だからです。
また、パソコン以外にスマホにもウォレットを作ることが出来るので、自分で持ち歩くことも出来ます。
スマホで持ち歩く場合は、買い物の支払に充てたり、送金したりと手元で操作できるので便利ですが、スマホを紛失するとビットコインも盗まれる可能性があります。

また、スマホやパソコンが故障すると、ビットコインを救済できなくなる可能性もあります。
あまり大金を持ち歩いたり、現実のセキュリティが低いところに保管するのは危険が伴うことを認識しておきましょう。

BitCoin ビットコインとは その③ マイニングとは?

BitCoin ビットコインとは、ネット上で取引できる仮想通貨の一つです。
世界で一番最初に開発された仮想通貨であり、取引規模も最大です。
また、当初1ビットコインは60円から始まったのですが、2017年12月8日には過去最高の200万円を突破しましたが、その後各国で取引規制が強化される可能性が浮上したことから110万円台まで下落しました。
その後、市場は冷静さを取り戻し、現在は120万円台に回復しています。

今日は、BitCin ビットコインの原理ともいうべきマイニングについて説明します。
マイニングとは、minning 発掘するという意味ですね。

その前に、ビットコインの特徴であるブロックチェーンについて説明します。
ビットコインは、台帳というものを持ちません、ではどうやってその履歴を保存するのかというと、ビットコインのネットワークに参加している全てのパソコンの間で履歴を保管していて、相互に検証します。
ビットコインが生まれたときから、現在までの全ての取引やビットコインの新たな生成したという履歴などを次々と付け加えて、とても長い数珠つなぎのデータを分散管理しているのです。
この数珠つなぎデータのかたまりと相互検証の仕組みをブロックチェーンと呼ぶのです。
その中の情報は、全てのパソコンが参加しているネットワークで、お互いの保有している情報が正しいかどうか相互に確認する仕組みがあるため、その情報の真実性が確保できるのです。

そして、新たな情報が付け加えられたときには、そのデータが正しいかどうか検証するためには膨大な計算が必要となります。
世界中のパソコンがそれぞれ検証のための計算を分散して行う仕組みとなっています。
この参加者は、企業であったり、個人であったり様々な参加者が無償でパソコンの処理能力を提供して計算に参加しています。
その計算を成功させた参加者に、ご褒美としてビットコインが与えられるのです。

マイニングは、10分ごとにヨーイドンで全世界いっせいに開始され、一番最初に計算に成功した参加者に12.5ビットコインが与えられるのです。
2018年1月現在、1ビットコインは120万円ですから、12.5ビットコインで1500万円となります。
すごい利益ですね。
10分おきに1500万円稼ぐチャンスが発生する訳ですから、世界中から参加者が増えているのです。

このブロックチェーンがハッキングされる畏れは無いのでしょうか。
実は、ビットコインが始まって以来、今までにブロックチェーンそのものがハッキングされたことは一度もありません。
なぜかというと、ブロックチェーンは世界中の参加者全員が同じ情報を共有しており、それが10分ごとに新たな履歴を付け加えて計算されて新たなブロックチェーンを作り出して、データを共有します。
その場合、最初の1台だけでなく、次々に何台ものパソコンが計算結果を出しますので、ブロックチェーン同士を比較して正しいものを決定します。
その決定の方法は、多数決です。
計算結果が比較され、もっとも多数の合致数を獲得したブロックチェーンが正しいと判定されるのです。
これら一連の計算やデータ管理には、管理者というものは存在せず、ビットコインのブロックチェーンのシステムが自動で全てを処理するのです。
ですから、1台又は数台をハッキングしたとしても、データ照合によって否決され、最終的に正しいブロックチェーンが採用されるのです。

実に巧妙な仕組みですが、このとおりに動き続けており、通貨の信用性を担保しているのです。

このマイニングに参加するパソコンは、どんどん高速化しており、スーパーコンピューター並の能力を持つものを使っているようです。
つまり、資金力が莫大なお金持ち国や巨大企業の参入により、個人で参加しても成功報酬をゲットするところまではなかなか辿り着けないようです。

ただ、マイニングによる計算結果の一位報酬は一人だけが独占しますが、その他にビットコインの送受信手数料というものがあり、ネットワークに参加していれば手数料が手に入る可能性があります。
ただし、膨大な電気代やマシンの代金がペイされるかというとはなはだ疑問ではあります。
つまり、マイニングで成功を収めるのは、個人では非常に難しくなってきており、大企業や産油国などのお金持ち間の競争となっているのが現実です。

次回は、ウォレットとは何かを解説します。

BitCoin ビットコインとは その② 仮想通貨の歴史など

仮想通貨のビットコインと、その他の歴史などについて解説します。

ビットコインなどの仮想通貨は、サトシ・ナカモトなる正体不明の人物が2008年に暗号理論に関するメーリングリストに投稿した論文を元にして開発されたのです。
サトシ・ナカモトという名前から、日本人ではないかという説があり、また数学界のノーベル賞といわれるフィールズ賞候補ともいわれている有名な日本人数学者であるという説もありますが、ご本人は否定しているそうです。

ビットコインとは?
現在最もシェアが大きいのはビットコインと呼ばれる暗号通貨です。
ビットコインは、サトシ・ナカモトの暗号理論に関する論文を元にして開発され、2009年から運用されている世界初の仮想通貨です。
仮想通貨の中では一番古く、歴史があり、取引量も世界最大です。
その特徴は、簡単に言うと、コンピュータプログラムによってマイニング(発掘)という作業で創り出された暗号通貨なのです。

イーサリアムとは?
イーサリアムは、2014年に開発された、現状2番目に大規模なシェアを持つ仮想通貨です。
ビットコインと似た暗号通貨であり、やはり履歴によりその唯一絶対性が保証されています。
不動産関係や銀行間取引などに使われることが多い仮想通貨です。

次回は、マイニングについて解説します。
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